全米映画批評家協会は9日、第56回同協会賞の授賞作品を発表し、濱口竜介監督(43)の「ドライブ・マイ・カー」が作品、監督、脚本の各賞に輝き、西島秀俊(50)は主演男優賞を獲得した。


 日本映画の作品賞は1985年度の「乱」(黒澤明監督)以来、36年ぶりで、西島の主演男優賞はアジア人初という快挙。同作品は3月の第94回アカデミー賞でも国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門の候補にも名を連ねており、受賞の可能性が高まっている。


 さらに日本映画界にとって悲願となるアカデミー賞の作品賞にも期待がかかる。過去10年で同協会賞の作品賞は昨年度の「ノマドランド」、一昨年度の「パラサイト 半地下の家族」など4作品がアカデミー賞でも作品賞に選ばれている。第74回カンヌ国際映画祭で日本映画初の脚本賞に輝くなど全世界で35以上の賞を獲得している同作品の勢いは衰えそうにない。


 人気作家・村上春樹氏の短編小説を原作に濱口監督が独自の解釈を加えて映画化。妻を亡くした舞台俳優で演出家の主人公(西島)が演劇祭のため訪れた広島で専属運転手の女性(三浦透子)と出会い、人生を見つめ直す物語。村上氏の世界的な知名度の高さも追い風になっている。


 監督賞は第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞したオムニバス作品「偶然と想像」と合わせて受賞。濱口監督は昨年11月、スポーツ報知のインタビューで「海外映画祭でウケる公式は持っていません。作品を見つけてもらえたら、うれしいな、という感じです」と謙虚に話していた。





「ドライブ・マイ・カー」が全米映画批評家協会賞4冠、作品賞は黒澤明監督の「乱」以来、36年ぶりの快挙(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース








【海外の反応1】

・当然のことだ。濱口は、今、日本映画界で活躍している新進気鋭の監督の中でも、最も優れた監督だ。今年公開された彼の他の作品も、同じように素晴らしい作品だよ。皆もこの作品に愛情を注いでくれることを願っている。


【海外の反応2】

・非常によくできた映画で賞賛に値する作品。私の短い注意力ではちょっと長すぎるけど(笑)。


【海外の反応3】

・アメリカの映画製作者に受賞のチャンスはない。国内の賞はすべて外国映画に与えればいい。理にかなっている。




【海外の反応4】

・ブラボー!ブラボー!ブラボー!ドライブマイカー!




【海外の反応5】

・西島秀俊はもちろん素晴らしいが、運転手みさき役の三浦透子が相手役を見事に務めていなければ、この映画は成り立たない。三浦は、帰るに帰れない故郷を離れ、どうにかこうにか生きている20代の日本女性の姿を捉えている。彼女はもっと評価されていい。A+



【海外の反応7】

・つまんなかったよ

【海外の反応7】

・日本映画界に祝福を。


これで、もっと侍や時代劇の映画が増えるといいなぁ。




【海外の反応8】

・村上春樹の代表的な短編小説をどのように映画化したのか、とても楽しみ。



【海外の反応9】


短編小説を3時間の映画にしてしまう。しかしそれは傑作である


【海外の反応10】

今年最も過大評価された映画で、アカデミー賞も受賞しそうだ。クソみたいだ。


【海外の反応11】

・この映画で涙が出た。役者がとても感動的で自然だった。撮影方法がとてもよかった。



【海外の反応12】

これは映画ではない。

映画的な体験ができる、とても深くて雰囲気のある作品。


【海外の反応13】

・私にとって、今年のロンドン映画祭のハイライトの1つです。終始、釘付けになりました。早く特典付きでブルーレイがリリースされることを願っています。


【海外の反応14】

・ここ1~2ヶ月で新作を10~15本ほど観たが、断トツで一番良かったですよ。濱口監督は以前から好きでしたが、『ドライブ・マイ・カー』で芸術的に大きな一歩を踏み出しました。ファンタスティックな映画です。



【海外の反応15】

今まで見た中で最も詩的に実現された映画の1つ。シンプルに美しい