ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは、2021年8月25日0時に「マジックショーケース 2021」と題した「マジック・ザ・ギャザリング」に関する発表会をTwicthを利用して全世界同時に開催した。この発表会は過去28年に及ぶ「マジック・ザ・ギャザリング」史上「最大規模」になるとして、約1カ月前から予告されていた。マジックショーケース 2021では、その予告に違わず多くの新情報が公開されたが、ここではその中から、「マジック・ザ・ギャザリング」プレイヤーが最も気になるであろう、2022年に登場する新セットや新商品を紹介する。 【この記事に関する別の画像を見る】  「マジック・ザ・ギャザリング」は、1993年に発売された世界初のTCGであり、その後に登場した遊戯王やデュエル・マスターズなどのTCGにも大きな影響を与えている。また、全世界で70以上の国と地域で販売されており、プレイヤー数は4,000万人を超える。まさに、TCGの元祖かつ究極ともいえる存在だ。  「マジック・ザ・ギャザリング」の世界観は、多元宇宙を舞台にした壮大なファンタジーである。多元宇宙にはさまざまな世界が存在するが、それぞれの世界を次元と呼ぶ。「マジック・ザ・ギャザリング」の主役的な存在であるプレインズウォーカーと呼ばれる者たちは、その次元を渡り歩く能力を持っており、文字通り次元を超えた戦いが長年にわたって繰り広げられているのだ。 ■ 2021年はイニストラード次元の新セットが2つ登場  まずは、2021年の新セットについて紹介する。2021年9月24日には「イニストラード:真夜中の狩り」が、2021年11月19日には「イニストラード:真紅の契り」が発売される。マジックショーケース 2021では、「イニストラード:真夜中の狩り」で登場する新カードが公開された。  イニストラードは、吸血鬼や狼男などが闊歩するゴシックホラーをモチーフにした次元であり、2011年9月30日に発売された「イニストラード」、2012年2月4日に発売された「闇の隆盛」、2012年5月3日に発売された「アヴァシンの帰還」がイニストラードを舞台としている(イニストラード・ブロックと呼ばれる)。その後、イニストラード次元を舞台にしたセットとして、2016年4月8日に発売された「イニストラードを覆う影」と2016年7月22日に発売された「異界月」が登場しており、今回で3度目の訪問となる。  なお、「マジック・ザ・ギャザリング」にはいくつかのフォーマットがあるが、最も気軽に遊べるスタンダードフォーマットは、毎年秋にローテーションが行われることになっており、今年は「イニストラード 真夜中の狩り」の登場によって、2019年~2020年に発売された「エルドレインの王権」「テーロス還魂記」「イコリア 巨獣の棲処」「基本セット 2021」の4セットがスタンダードで使えなくなる。  通常、「マジック・ザ・ギャザリング」では、1年に4つのセット(そのうち1つは基本セット)が発売されるのだが、今年は秋に「イニストラード 真夜中の狩り」と「イニストラード 真紅の契り」が続けて登場するため、全部で5セットが発売されることになる。  さらに新情報として2022年初頭に、ウィザーズ・オブ・コースト認定店であるWPN限定で「INNISTRAD DOUBLE FEATURE」(英題)というセットが発売されることが明らかにされた。このセットは、「イニストラード:真夜中の狩り」と「イニストラード:真紅の契り」の2つのセットが組み合わさったドラフト向けセットとなっている。 ■ 「2000年後の神河」が舞台に!人気のドミナリアへの再訪も  今回のマジックショーケース 2021の目玉となるのが、2022年に登場する4つの新セットの情報だ。これまでは、せいぜい2つくらい先のセットまでしかセット名やその内容については公開されなかったので、今回は異例ともいえる。  2022年に登場する新セットは、「神河:輝ける世界」、「ニューカペナの街角」、「Dominaria United」(英題)、「The Brother's War」(英題)の4つとなる。まず、第1四半期に登場する「神河:輝ける世界」だが、神河という次元は、戦国時代の日本をモチーフとした侍やスピリット(神)が登場する東洋的な雰囲気の次元となる。  神河を舞台にしたセットとしては、2004年10月1日に「神河物語」が、2005年2月4日に「神河謀叛」が、2005年6月3日に「神河救済」が登場したのだが、独特すぎる世界観が賛否両論となり、売上げが非常に低かった。そのため、開発陣からは失敗したセットと認識され、再び登場する可能性は低いとされていた。しかし、一部に熱狂的なファンからは再登場が期待されていた。今回、十数年の時を経てまさかの再登場となったわけだが、以前の神河がそのまま舞台となっているのではなく、なんと2000年後の神河が舞台となっている。ネオンや忍者、侍が登場するとのことで、サイバーパンク的というか、ニンジャスレイヤー的な世界観に近いのかも知れない。日本はもちろん、グローバルでも話題を呼びそうだ。  第2四半期に登場する「ニューカペナの街角」は、これまでに訪れていない全く新しい次元が舞台となる。古いギャング映画に出てくるような、豪華な建築物やファッションを特徴とし「悪の犯罪組織」に支配された都市を舞台とし、天使と悪魔、魔法が混ざり合った世界となる。犯罪組織は全部で5つあり、それぞれ異なる3色の組合せから構成されている。プレイヤーは、どれか一つの犯罪組織を選び、その一員となって街の権力争いに参加できるというものだ。こちらも、これまでの「マジック・ザ・ギャザリング」にはなかったテイストのセットであり、新鮮な気持ちでプレイできそうだ。  第3四半期に登場する「Dominaria United」(英題)は、ドミナリア次元を舞台にした新セットだ。ドミナリアは、「マジック・ザ・ギャザリング」の多元宇宙の中でも中心となる次元で、初期のストーリーの多くがドミナリアが舞台となっている。いわば「マジック・ザ・ギャザリング」の原点ともいえる次元であり、最も人気のある次元でもある。最近でも2018年4月27日に、その名も「ドミナリア」という伝説をテーマとしたセットが発売され、人気を集めた。なお、「マジック・ザ・ギャザリング」は、1993年に誕生しており、2023年に30周年を迎える。「Dominaria United」の発売は、その30周年アニバーサリーのキックオフともなり、さまざまな30周年イベントが始まることとなる。  第4四半期に登場する「The Brother's War」(英題)は、その名の通り、兄弟戦争をテーマとした新セットだ。兄弟戦争は、「マジック・ザ・ギャザリング」の歴史の中でも特に重要なストーリーの一つである。ウルザとミシュラという二人の兄弟の争いであり、ドミナリアとファイレクシアという次元同士の代理戦争でもある。このセットでは、過去に起こった兄弟戦争の主要な出来事が紹介されるだけでなく、他者の視点や声にもスポットライトを当てて、新たな歴史の一面を見ることができるという。巨大ロボットや壮大なマシンといった強力なアーティファクトも登場し、長年の「マジック・ザ・ギャザリング」ファンはもちろん、最近始めた人にも楽しめる内容になっているとのことだ。 ■ Secret Lairとしてストリートファイター、フォートナイトとのコラボを実現  また、「マジック・ザ・ギャザリング」には米国ウィザーズ・オブ・コーストの直販のみで販売されるSecret Lairと呼ばれる限定商品がある。Secret Lairでは、これまでにも海外ドラマ「ウォーキング・デッド」や「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とのコラボカードが登場していたが、今回なんと人気ゲーム「ストリートファイター」および「フォートナイト」とのコラボカードがSecret Lairとして登場することが発表された。どちらも世界中で人気のビッグタイトルであり、争奪戦が繰り広げられそうだ。



(スレ主)

・神河・ネオン王朝


       fsbxuzorsbj71






【海外の反応1】

・私が初めてマジック・ザ・ギャザリングをプレイしたのは神河物語からだったので
私の心の中で特別なものとなっている。今日の発表はとても興奮したよ。

  
┗・omg(oh my god)!同じく





【海外の反応2】

・待って
サイバーサムライプレインズウォーカー?
クソかっこよく聞こえるんだがリンクはないのか?
 

┗・彼の名前はカイトだ
  http://imgur.com/gallery/F6Dh2E8


┗・畜生め、かっこいいいい!





【海外の反応3】

・東京や京都の様な舞台もあるかもしれない。
一方のエリアはモダンで、もう一方はもう少し伝統的なものだ。




【海外の反応4】

・最初の神河セットの2000年後のシリーズというのはわかっているが
そもそもオリジナルの神河は1200年前の設定だったはず。
現代の後、かなり長い時が経った未来的なセットだ。




【海外の反応5】

・昔ながらの服装に、フォーマルな服!




【海外の反応6】

・このセットは神河の2000年後で、新たな人間の忍者プレインズウォーカーが見れる
タミヨウについての詳細ははっきりしないけど、
スタッフは皇帝が私たちのすでに知っているキャラクターであることをほのめかしている。




【海外の反応7】

・私がサイバーパンクがひどい考えだと思う理由は、
このセットに関するredditの全てのスレッドがサイバーパンク以外のものを求めているからだ。





【海外の反応8】

・アートワークはいつものように信じられないほど美しいけど
個人的にはまだサイバーパンクなマジックの世界のファンでは無いね
多分時間とともに私の心も変わるだろうけど。




【海外の反応9】

・プレインズウォーカーのエンペラーが誰になるのか気になる
私は少しだけタミヨウと推測してるけど




【海外の反応10】

・神河に戻ったという事はローウィンに戻る可能性も高まったのだろうか




【海外の反応11】

・マジでこの画像本物なのか?ついに神河に戻ってきた?




【海外の反応12】

・個人的には好きだから楽観的に見てる。




【海外の反応13】

・友人とこのシリーズについて話すときはネオンジェネシス神河と呼ぶことにする




【海外の反応14】

・また侍を下さい。また侍を下さい。また侍を下さい。




【海外の反応15】

・サイバーパンク?2022年に?彼らはどこからこんなアイデアを得るんだ
とても発明的だ




【海外の反応16】

・これは私が愛した神河ではない・・・




【海外の反応17】

・サイボーグ忍者とストリートサムライが見れることを願っている
私はマジックがファイレクシアではないサイバーパンク風の美学をどのように扱うか非常に興味がある





以上翻訳元 (1) Kamigawa, Neon Dynasty : magicTCG (reddit.com)